『なかなかいい歯医者ってないよね』『いい歯医者ってどこか知らない?』という声をたまに耳にする。
【いい歯医者】とはなんだろう?
いい歯医者とは?
いい歯医者ってなんだろう?
歯医者に何を求めているのだろうか?私自身が歯科医師であるが故、視点が変わってしまって患者さんの言う【いい歯医者】の【いい】と私自身の考える【いい歯医者】の【いい】に多少ズレがあるかもしれないが、なるべく患者さん目線での【いい歯医者】とはなにか?について考えていきたい。
いい歯医者とは・・・
勉強会や学術大会などで有名な先生?綺麗でおしゃれな内装か?Googleで上位表示させることか?日本全国にどんどん展開していくことなのだろうか?これは歯科医師目線の【いい】な気がする。
いい歯医者の歯医者は2つに分けて考える必要がある
まず、【いい歯医者】の【歯医者】は2つに分けて考える必要があると思う。
それは
- 歯科医院
- 歯科医師
かと考える。
いい【歯科医院】とはなんだろう?
歯科医院を構成するものとはなにか?
- そこに勤めているスタッフさん
- 立地
- 内装、外装
- 清潔さ
これらが【いい】くないと、【いい歯科医院】とは言えない。
例えば、新しいけど汚いのはいい歯科医院ではないし、通いやすいけど受付の対応が悪いなどはよく口コミなどでも見受け☆ひとつという評価にされてしまう。
いい【歯科医師】とはなんだろう?
いい【歯科医師】に必要なものってなんだろう?
- 清潔さ
- 説明のわかりやすさ
- 知識
- 技術
- 経験
- 勤勉さ
- 誠実さ
説明はわかりやすいけど、知識がおぼつかない先生はいい歯科医師とはいえないし、経験はありそうだけど、いつまで経っても古い技術しか使えない先生はいい歯科医師とはいえない。
そしてこれらの歯科医院や歯科医師に患者さんが求めるものってなんだろう?
歯医者に求めるものってなんだろう?
人によってそれぞれではあると思うが、患者さんが歯医者に求めるものとしたら、歯科医療従事者が毎日目にする、問診票(受診申込書)の主訴の欄に書かれている内容であろう
- 痛みをとってほしい
- 腫れをとって欲しい
- 詰め物が取れたのでつけて欲しい
- 綺麗にしたい
- 予防をしたい
- 歯並びを良くしたい
- 歯を白くしたい
まさにこれであろう。そしてこれらを
- 適切な治療を
- 適切な時間で
- 適切な金額で
なおかつ、できることなら
- 痛くなく
- 早く
- 安く
- 長持する
して欲しいということだろう。
それでいて
- 優しい先生やスタッフさんで
- 通いやすく
- 清潔感のある歯科医院で
治療をしていきくて、これらが達成できるところがすなわち、【いい歯医者】だろう。
もちろん、必ずしもこれが正解というわけではい。
白い巨塔の財前先生が好きな人、里見先生が好きな人
コウノトリの四宮先生が好きな人、鴻鳥先生が好きな人
その人にとっていい歯医者であっても、別の人にとってはそうでないパターンもあるので、注意が必要だ。
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