年商1億円の歯科医院を開業するための場所選び

年商1億円の歯科医院を開業するための場所選びはどのようにすればいいのだろうか？

以前のこちらの記事でも説明した通り、ゆとりを持って年商1億円を稼ぐためにはチェア台数が必要になり、そのためには必然的に広さが必要になる。

約40坪の広さのテナントで探すことが前提となる。

40坪の広さを探そうと思うと、都心部よりも地方の方が探しやすいのは間違いない。

都心部で40坪を探そうと思うと、空中階のテナントであれば探しやすいが、1階となると難しい場合が多い。賃料が高いか、場所が良くないことが多い。

歯科医院を開業するための平均家賃相場が50万円であることを考えると、坪単価は1.25万円なのでなかなか難しいだろう。

平均家賃相場50万円は気にしなくていい

個人的には平均家賃相場50万円は気にしなくていいと思うので、とにかくいい場所を見つけることを最優先するのがいいと思う。

都心部だろうが、地方だろうが、とにかく選び方としたら自分の診療スタイルややりたい分野がたくさんできるであろう場所にするのが良いと思う。

やりたい分野がたくさんできる場所とはどういう場所か？

例えば

とにかく保険診療で行いたい。自費は責任やプレッシャーが嫌。

こういう場合は下町の住宅街などがいいかもしれない。

逆に上記のような診療スタイルを希望しているのに、大都会のど真ん中で開業しても患者さんからも『なんかちょっと違う・・・』『インプラントやってないんだって』となりそうなのは、なんとなくわかるイメージつきやすいと思う。

自費はどこでも希望される方は出てくるだろうが、できない、やっていないと言えばいいだけ。（そもそも年商1億円の歯科医院の開業を目指すのであれば、自費が嫌とか言っている時点で難しいと思うが・・・・※訪問は別）

逆に自費診療メインで行っていきたいと希望しているのに、下町の住宅街だと『あそこは高い』とか『すぐ自費を勧めてくる！儲け主義だ！』とか言われそうである。

THE ズバリ

自分の診療スタイルと合う地域の中で40坪の広さがあり人目につきやすい場所

と思う。

というのは、先ほど書いたように、診療スタイルによって場所は変わってくると思う。

保険メインなのか？訪問メインなのか？自費メインなのか？

社会人ターゲットなのか？高齢者なのか？小児なのか？

自分の診療スタイルとニーズがマッチしそうな場所を選ぶべきである。

ここは前述したようにチェア数から換算すると必要な広さであるため、この広さを基準にするといいだろう。

やはり、どんな場所でもいいわけではなく、人目につきやすい場所である方が良い。

交差点の角、1階のテナント、ランドマークの近くなど、認知されやすい方が広告宣伝費も抑えやすいし、認知されやすいので有利に働く。

その分そういう場所は家賃が上がりやすいので、探すのが難しいが。

上記の内容を満たすような条件で物件を探していくのがいいと思う。

診療スタイルを決めることは場所選びにおいても非常に大事なこととなる。