年商1億円の歯科医院の開業は難しいのか？
答えはYESであり、だからこそ上位8%しか達成できていないのである。
何が難しいのか？今回はそこを探っていきたい。
開業とは具体的に教えてもらうことではない
歯科医師になるためにはどうすればいいか？
歯学部がある大学に通い、授業を受け、国家試験に通ることで歯科医師にはなれる。歯科医師になるための具体的な方法は以上のような方法であると明確に答えることができる。
しかし、年商1億円の歯科医院の具体的な作り方はあるだろうか？
今までも書いてある通り、この方法だと間違いないとか、具体的にこうすればいいという書き方はできないし、そういった方法はないのだ。
『必ず儲かる』というのと同じぐらいにありえない。歯科医院開業もビジネスなのだから『必ず』成功なんてありえない。
歯科医院開業はビジネスである
歯科医院開業はビジネスであるということをしっかりと認識しないといけない。ここを結構わかっているようでわかっていない人がとにかく多い。
ビジネスを始めるにあたってビジネスプランがないなんてありえない。それにもかかわらず、ビジネスプランがないまま開業しようとする歯科医師はとにかく多い。『競合他社との違い』や『強み』などがなく、結局同じような歯科医院を作るから当たり前のように流行らない。結果的に年商1億円の歯科医院にはなれないのが約92%もあるのだ。（もちろん稼ぐことに特化していない歯科医院もあるだろう）
歯科医院開業はビジネスなのだから、ビジネスを立ち上げる起業するということをしっかりと念頭に置いて考える必要がある。
ビジネスプランを教えてくれるところなんてない
なので、ビジネスプランを考えないといけないのだが、そんなものを教えてくれるところなんてないのだ。自分の頭で考えて、自分で行動していかないといけない。
歯学部は歯科医師になるためのことは教えてくれるが、それ以外のことは教えてくれない。
これは卒業して歯科治療を行なっている歯科医師なら毎日のように体感しているだろう。
大学教育と臨床の場は全然違うと。
同じように歯科医院開業のノウハウなんてものは、大学では教えてくれない。
自分の頭で考えないといけない
自分の頭で考えることが苦手な人は多い。
『どうしたらいいかわからない』『どうしたいとか特にない』
という発想の人はとにかく多い。それは歯科医師に特化しているわけではなく、ほとんど多くの人がそうであるように思う。だから勤め人が多いのだ。
自分の頭で考えることができて、行動できる人は少なく、そういう人たちは自分のしたいことのために行動している（起業）していることが多い。
開業するということは自分の頭で考えて、失敗と挑戦を繰り返しながら徐々に成功へ導く必要がある。
あそこの場所で、あの機材を入れて、こういう治療をしたら年商1億円の歯科医院ができるよ！なんてわかる人なんていないのだ。（自分の頭で考え開業した経験や実績がある人であれば、何件かクリニックを開業していれば、察しはつくかもしれないが）
自分の頭で考えるのが苦手な人は
自分の頭で考えるのが苦手な人はどうしたらいいか？
結論、開業なんてしない方が幸せだと思う。
開業はただの始まりに過ぎず、開業後もさまざまなリスクやトラブル、問題は必ず発生する。
その度に『どうしたらいいかわからない』など思っているようであれば、困るだろうし、周りも困る。そのため開業しない方がいいのだ。
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