開業するにあたって、どのように準備していったかを振り返ってみようと思います。
開業を意識し始めたのは学生時代から
開業しよう!と思ったタイミングで年商1億円を目標にしよう!と思ったことはなく、当初は
開業する!
ということに必死で、売上の目標などはありませんでした。
実際開業してみると、勤務医時代の診療さえしていればOK!みたいなこととはかけ離れていて、診療以外のことの方がむしろ仕事量としても多く、不慣れなことが多かったです(それは今でも変わっていません)。
このブログを読まれている方の多くは、歯科医師の先生であったり、歯学部の学生さんかなぁと勝手に思っているので、細かいことは割愛しますが、歯医者になろうと思った時点で多くの人が将来的には開業するだろうなぁ〜って漠然と考えていることと思います。
私は比較的早いタイミングから、開業を意識していたと思っていて、歯学部6年の臨床実習の時から、将来的に開業するならどんな科に進んだりするのがいいかな?大学院に行くのがいいのかな?とか考えていました。
開業して突然患者さんが倒れたりしたとしても、全身管理などをしっかり学べる口腔外科なら焦らないかな?
とか
矯正治療は自費だし、矯正科の先生はなぜかみんなイケてるから矯正がいいかな?
とか
大学院に進んで、助教とか専門医とかそういう箔をつけてから開業した方がいいのかな?
とか色々考えていました。
開業するなら早い方がいい?
結果的に行き着いた答えは
早いタイミングで開業しよう!
ということでした。
特に私は開業するなら一般歯科での開業を目指していたため、ある一定の科で専門性を高めて箔をつけるのもいいと思ったのですが、開業するとなると必然的に借入が必要となり、返済期間を考えると1年でも早く開業した方がいいと思ったからです。
また、開業するなら早いタイミングでしたかったので、とにかく知識や技術を早めに吸収したいと考え、それができるようなクリニックに就職することができたのも大きかったと思います。
結果的に、私は29歳で開業しました。
はじめに就職したクリニックではしっかりとした勉強と準備ができていれば、先輩医師の指導のもと実践することができたのです。
実際には1年目にインプラント治療、2年目にはセラミック治療、3年目にはフルマウスの治療などの自費診療を実践させていただくことができました。
また、自分でコンサルテーションを行なって、自費の契約などを行なっていくことで、コンサルテーションの練習もしっかりとすることができて、今でもそれは活かされています。
ここで開業を目指す先生が勤務先を選ぶポイントを記します。
開業を目指す勤務医が勤務先を選ぶポイント
・自費治療(インプラント・セラミックなど)を任せてもらえるか
・自分でコンサルテーションをする機会があるか
・先輩医師の指導を受けられるか
・院長の経営やスタッフ管理を近くで見られるか
診療以外の部分に関してはもっと勉強しておけば良かった
反省点としたら、勤務していた時に副院長という立場で働かせていただいていたのですが、スタッフに関してもっと気を使うというか、気にしておけばよかったかなと思いました。
ん?辞めたい?辞めたいなら辞めればいいじゃん〜なんて今では口が裂けても言えません笑。
勤務医の時はずっと治療や売り上げのことは意識していたのですが、スタッフに関してのことは全くと言っていいほど気にしていなかったので、それが今になって苦労しているポイントかなと思います。
DHさんの仕事の特徴や考えていること、受付さんの仕事の特徴や考えていること、DAさんの仕事の特徴や考えていること、DTさんの仕事の特徴や考えていることなど、職種ごとに仕事の特徴も考え方も違うので、それぞれの反応を見て聞いて、対処していればもっとスタッフ問題に対しての理解が深まったのかなと思います。
結構多くの先生はご自身の知識や技術の場として勤務医時代を過ごして、なかなかスタッフのことを勉強するという発想にはなりにくいのではないでしょうか?ただ、それだと開業してから必ず苦労することになりますし、多くの開業した先生が苦労しているのは私自身含め、そこをあまり重要視してこなかったからかなと思うので、これから開業を予定している先生にはスタッフのことにもしっかり意識を向けてみることをお勧めします。
歯科医院は女性スタッフが多い職場なので、自分とは違う立場や価値観への理解を深めておくことが大切です。
まとめ
開業を考えているなら、早めに決めて、勤務医時代を「開業の準備期間」として使うことが大切です。治療の技術やコンサルだけでなく、スタッフの仕事や考え方にも目を向けておくと、開業後の苦労がぐっと減ると思います。

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